武田家の宿老・板垣信方が変わった席順の酒宴を催したという逸話があります。武士として一番大切なことを説きたかったそれは、一体どんな席順でしょうか?
( 正解率は 45 % )正解!
ざんねん…
答えは「戦の手柄順」
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信玄の家臣に豪雄の大将と呼ばれる板垣信方がいます。 戦勝が続いた折に彼は、通例の席順に則らず、陪臣(信玄の家臣の家臣)でも戦場で手柄を上げたものは上座に座らせる、という酒宴を開いたと言われています。
この席順は徹底していて、信玄の弟であろうと下座に追いやられたそうです。 そのうえ、出される料理まできっちりランク分けされており、上座には朱塗りの高級食器に魚や肉の膳が3つ、中程の席には膳が2つ、下座にはシンプルな食器に精進料理の膳が1つという様相でした。
信方は「今回の酒宴は心得違いなことだと思えるが、そうではない。数々の戦で手柄を立てた者こそを歓待したかった。下座の方々もこれを恥辱と思わず、たくさん手柄を上げてやろうと奮起してほしい」と言いましたが、あまりの恥ずかしさ、面目の無さに、こそこそと退席する人たちもいたそうです。
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