比企尼は(ひきのあま)は源頼朝を支えた大恩人とされる人物です。さて、彼女は頼朝とどんな関係で具体的に何をした人なのでしょうか?
( 正解率は 76 % )正解!
ざんねん…
答えは「頼朝の乳母で、頼朝の流人生活を支えた」
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平治の乱で敗れた頼朝は、命だけは助けられ、伊豆国へ流罪となりました。流人生活は20年にもおよびましたが、その間彼を支援し続けたのが比企尼でした。
比企尼は、頼朝が幼いころの乳母(めのと、養育係のこと)のひとりでした。頼朝の流罪を知った比企尼は、夫・比企掃部允(ひき かもんのじょう)とともに武蔵国比企郡へと下向し、その地から頼朝を支援し続けました。
この縁もあって、比企氏は挙兵後の頼朝のもとで力を持つようになりました。比企尼の甥で、彼女の養子となった能員(よしかず)は、頼朝の嫡男・万寿(のちの頼家)の後見人に選ばれています。さらに頼家と能員の娘・若狭局との間に子が生まれると、比企氏は次期将軍候補の外戚として、さらなる力を持つようになりました。
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