奈良の大仏、元々はどこで建てる予定だった?

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奈良の東大寺にある大仏。実はもともと奈良県ではなく、別の場所で造られる予定でした。それは一体どこでしょう? ( 正解率は 31 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「滋賀県」

  回答内訳

137人 が回答済です

大阪府(29回答)
21%
京都府(47回答)
34%
滋賀県(43回答)
31%
三重県(18回答)
13%

※未回答での閲覧回数は 32回

 解説

 墾田永年私財法が発布された天平15年(743)に、聖武天皇は盧舎那大仏建立の詔を出しました。

 当時の都は大和(現在の奈良県)ではなく、近江(現在の滋賀県)の紫香楽にあったので、そこで大仏を作ろうとしたのです。民衆への布教や架橋などの社会事業を行ってきた行基も、この大仏建立に携わりました。

 詔を出した2年後の天平17年(745)に都を大和の平城京に移し、それに伴い大仏建立も移されました。金光明寺(東大寺の前身)に大仏が建てられていく中、聖武天皇は娘の阿倍内親王(孝謙天皇)に天皇の位を譲りました。そして天平勝宝4年(752)に大仏開眼供養が行われて、奈良の大仏が完成したのです。


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