軍師として名高い武将・黒田官兵衛は、自分の死期を悟った際に、後を継ぐ息子・長政のことを思い、とあることを実行したエピソードがあります。さて、官兵衛のした事とは一体なんでしょうか?
( 正解率は 45 % )正解!
ざんねん…
答えは「家臣たちに酷くあたった」
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黒田官兵衛が病によって自分の死期を悟り、亡くなるまでの30日あまりの間、家臣たちにそれは酷くあたったという逸話が『名将言行録』にあります。
官兵衛の言動があまりに酷いので、家臣たちは息子の長政になんとかならないか相談しました。そこで長政が官兵衛に「家臣が皆怖がっています。」と諌めると、官兵衛は長政に耳打ちしました。「これは乱心しているのではなく、お前のためにやっているのだ。こうして家臣に嫌われておけば、早く長政の代になってくれと皆が心待ちにするだろう。」と、自分の死後に長政が家中をまとめやすいようにしているのだと明かしました。
官兵衛は他にも、自分の死後に後を追って切腹しないように家臣に言い含めるなどして、長政がスムーズに家臣団を継げるように手を尽くしています。「自分はただ、よい家臣を一人でも多く大切な我が子に譲りたい。」それが死に際した黒田官兵衛の思いだったようです。
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