【企画展】 八尾市観光・文化財課連携事業「八尾を掘る 令和の発掘成果展」2024/7/20(土)~2024/9/23(月)まで開催!
- 2024/06/20
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【投稿】戦ヒス編集部
株式会社小学館集英社プロダクションが指定管理者として運営している八尾市立歴史民俗資料館では企画展 八尾市観光・文化財課連携事業「八尾を掘る 令和の発掘成果展」を開催します。
八尾市立歴史民俗資料館と八尾市観光・文化財課の連携事業として、近年実施した発掘調査の成果を紹介します!
会期:令和6年7月20日(土)~9月23日(月・祝)
休館日:火曜日、8月14日(水)、9月18日(水)
開館時間:9時~17時 (入館は16時30分まで)
観覧料:大人220円 高校・大学生110円 (団体20名以上半額)
※中学生以下、⾝体障がい者⼿帳、療育⼿帳⼜は
精神障がい者保健福祉⼿帳をお持ちの⽅(介助者1名含む)、
学校園行事の引率者は無料
主催:八尾市立歴史民俗資料館
(指定管理者 小学館集英社プロダクション共同事業体)
郡川遺跡では、祭祀に関わる可能性が考えられる土器集積や15基の墳墓、竪穴住居、井戸、水田など、弥生時代中期~古墳時代前期に生駒山地西麓部で営まれたムラの構造や性格を知るうえで重要な遺構・遺物がみつかりました。弥生土器の中には、S字状の浮文を貼り付けた壺や、ワイングラスのような形をした台付鉢など、他地域から持ち込まれた可能性の高いものが多く出土しています。
久宝寺遺跡では、平安時代の井戸跡から石製帯飾り具〔鉈尾(だび)〕、越州窯青磁碗、銭貨〔隆平永寳(りゅうへいえいほう)〕をはじめ、完形の土師器、黒色土器、灰釉(かいゆう)陶器などが出土しました。そのうち1点の土師器には、古代寺院の存在をおもわせる「寺」の墨書がみられます。また、同時期の土器棺墓(どきかんぼ)が確認されました。
本展をとおして新しく発見された八尾市の文化財にふれていただく好機となれば幸いです。
■【関連イベント】
資料館歴史講座『八尾を掘る 令和の発掘日誌』
・第1回 8月3日(土)
郡川遺跡その1 ―発見!弥生時代の地宝たち―
講師:浅野 祐実氏(八尾市 観光・文化財課)
・第2回 8月24日(土)
郡川遺跡その2 ―古墳時代の姿を探る!―
講師:松井 菜穂子氏(八尾市 観光・文化財課)
・第3回 9月14日(土)
古代の久宝寺遺跡にせまる!
講師:坪田 真一氏(八尾市 観光・文化財課)
上記イベントいずれも
時間:13時30分~15時
定員:当日先着順60名 申込不要
資料代:200円
場所:高安コミュニティーセンター(資料館隣)