神官の吉田兼見は長年にわたり、日記『兼見卿記』を書いていました。しかし、とある事件の関与を疑われた彼は日記を1年分まるごと書き換えています。その事件とは次のうちどれでしょう?
( 正解率は 57 % )正解!
ざんねん…
答えは「1582年 本能寺の変」
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吉田兼見は明智光秀と親しい関係でした。本能寺の変が起こった後も、朝廷の使者として光秀の陣を訪ねたり、光秀から金子を受け取ったりしています。しかし光秀が敗死した後、勝利した羽柴秀吉側から、変への関与を疑われ、証拠となりかねない日記をまるごと書き換えています。
そのため、現在でも『兼見卿記』の天正10年分は、もともと書いていた分と書き換えた分の2冊が伝わっているのです。
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