江戸幕府の宗教統制「宗門改め」とは

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江戸幕府は、寺請制度によって「宗門改め(しゅうもんあらため)」をおこないました。宗門改めの説明において、次のうちもっとも適切なものを選んで下さい。 ( 正解率は 38 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「幕府は武士や神職も含め、全ての人々に寺院の檀家になることを強制した」

  回答内訳

62人 が回答済です

幕府は仏教以外のあらゆる宗教を原則禁止とした(15回答)
24%
幕府は武士や神職も含め、全ての人々に寺院の檀家になることを強制した(24回答)
38%
幕府が改宗を強制する対象はキリスト教のみであった(11回答)
17%
幕府のこれらの政策は1612年の禁教令の施行とともに実行された(12回答)
19%

※未回答での閲覧回数は 1回

 解説

 「宗門改め」はキリスト教を禁止するために、キリシタンでないことを確認する制度です。幕府は1637年の島原の乱の後に禁教令を強化。宗門改役を設置しました。

 檀家とは、特定のお寺に所属し、葬祭や供養などを専属で営んでもらう代わりにそのお寺を経済的に支援する家のことを指します。江戸幕府は、人々が必ずどこかの寺の檀家となることを強制し、キリスト教徒ではないことを、寺側に証明してもらうという寺請制度をとりました。

 江戸幕府が「宗門改め」で問題にしたのは、キリスト教と反幕府的な考えをもっていた日蓮宗不受不施派であり、弾圧の対象とされています。それ以外の信仰は特に制限は設けていませんでした。


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