とある戦国武将の息子が食事の際、汁を一度ごはんにかけましたが、汁が足りなかったため、もう一度かけ足しました。これを見た父は「毎日食事して飯にかける汁の量も量れんとは‥。我が家もわしの代で終わりか‥。」と嘆きました。
さて、この逸話の登場人物の親子とは、次のうち誰でしょうか?
( 正解率は 71 % )正解!
ざんねん…
答えは「北条氏康、氏政父子」
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このエピソードは後世の創作とされていますが、北条家の滅亡を回避できなかった北条氏政を評価するのに有名な逸話です。話の意としては(汁かけ飯の量も量れぬ者に、領国や家臣を推し測ることなどできようか?)という意味です。 また他の氏政のエピソードとして、 麦を刈っている様子を見て、氏政は「あの取れたての麦を昼飯にしよう」と言い(乾燥も脱穀も精白もしていないので取れたては食べられないことを氏政は知らなかった)、これを伝え聞いた武田信玄が爆笑したという話もあります。 ちなみに同じような逸話は毛利元就、輝元父子の間にも伝わっています。
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