『仙台真田氏物語-幸村の遺志を守った娘、阿梅』刊行記念セミナーのお知らせ
- 2016/11/30
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【投稿】戦ヒス編集部
くもん出版(代表取締役社長 志村直人)は、「出版物や教育関連商品の開発を通して子どもたちの未来に貢献する」を目指し、これまで数多くの出版物を刊行してまいりました。その一冊に、「誇り」と「義」を胸に乱世を生き抜いた女性を描いた歴史物語、『仙台真田氏物語-幸村の遺志を守った娘、阿梅』があります。
このたび、著者の堀米薫氏と歴史プロデューサー早川知佐氏によるセミナーが、12月4日(日)ございんホール(蔵王町ふるさと文化会館)にて開催されます。正史からだけでは知ることのできない、真田幸村の魅力に触れることのできる当セミナーに、ぜひご参加ください。
■本書のみどころ
2016年10月に刊行した本書は、真田幸村の生涯を、娘の視点から描いています。戦国武将の中でも人気が高く、現代に至るまで広く愛されている人物ですが、大坂城落城で散った真田氏のその後の物語をご存知でしょうか?
戦国時代の末期~江戸時代の前期にかけての時代を描いた本書は、徳川側の正史とは異なる視点からみることで、歴史の面白さに気づかされる一冊、とご好評いただいております。
■真田幸村、最期の秘策
「阿梅よ、そなたに、弟妹たちの命をたくすのだ。そして、わが家系をふたたび世に出すことをたくすのだ。ちかってくれ。かならずや、みなで生きのびると!」
大坂城落城が迫るなか、死を覚悟した父・真田幸村が娘の阿梅に伝えたのは、子どもたちを敵の武将の元へ逃すという秘策でした。その時から、娘、阿梅の戦いが始まったのです。
歴史物語になじみのない子どもたち、また大人の方にもおすすめしたい『仙台真田氏物語』。家族への愛情に満ちた人間味あふれる幸村の生き様、「誇り」と「義」を胸に、乱世を生き抜いていった、阿梅の成長も見どころの一つです。
『仙台真田氏物語 幸村の遺志を守った娘、阿梅』
堀米薫 /著 大矢正和 /絵
【対象】 小学校高年から
【体裁】 四六判・224P
【発売】 2016年 10 月 15日
【定価】 本体 1,500円+税
【発行】くもん出版
http://kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=34571
ISBN978-4-7743 -2524 2524-8
■仙台真田氏歴史セミナー&蔵王町立図書館講座
小説『仙台真田氏物語』を読む
講師:堀米 薫(児童小説作家・『仙台真田氏物語』著者)
早川 知佐(歴史プロデューサー「六龍堂」主催)
日時:2016年12月4日(日)
午後1時30分~午後4時(午後1時開場)
第1部 仙台真田氏の歴史解説
第2部 対談 小説『仙台真田氏物語』を読む
会場:ございんホール
(宮城県蔵王町・蔵王町ふるさと文化会館)
地図:http://www.gozain.jp/access.html
主催:蔵王町・蔵王町教育委員会・蔵王町立図書館(TEL:0224-33-2328)
※予約不要、入場無料
■『仙台真田氏物語』 物語を彩る、大矢正和氏の挿絵
臨場感あふれる筆致で描かれた挿絵も、本書の魅力の一つです。現在、蔵王町立図書館では、「『仙台真田氏物語』挿絵原画展」を開催中です。セミナーと合わせて、ぜひご覧ください。(期間: 11/20~12/25、12/5は休館 、※入場無料 )