16番目の授業「考古学・日本の古代中世―世界遺産・北の縄文文化を読み解く」
- 2021/12/06
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【投稿】戦ヒス編集部
豊かな自然の恵みを受けながら1万年以上にわたり採集・漁労・狩猟により定住した縄文時代の人々の生活と精神文化を今に伝える貴重な文化遺産として、北海道・北東北の縄文遺跡群はユネスコ世界文化遺産に登録された。
農耕・牧畜と同時に定住化するのではなく、狩猟・採取・漁労だけで定住を確立した独自の生活形態。1万年以上も継続し、土器など高度な文化とともに独自の豊かな精神文化を作り出したこと。
さらに近年の発掘や分析による多くの成果などを含めて、縄文文化の世界的な価値が高く評価されている。
世界の文化が農耕牧畜へと進む中で、なぜ日本列島では狩猟採取で定住化し、安定的な生活を続けることができたのか。人類の歴史を学ぶ「考古学」「日本の古代中世」の16番目の授業として、三内丸山遺跡の事例を中心に縄文の生活を読み解いていく。
●出 演:近藤 成一(放送大学教授)、早乙女 雅博(放送大学客員教授)、岡田 康博(青森県世界文化遺産登録専門監)
※左から 近藤 成一、岡田 康博、早乙女 雅博
●担 当:石橋 丈(プロデューサー)
●放送日:12月18日(土) 20:15~、1月8日(土) 10:30~
BS 放送の放送大学(BS231ch)よりどなたでも無料でご覧いただけます。
上記日程以降にも再放送を行 います。詳しくは放送大学ウェブサイト「番組表」(https://bangumi.ouj.ac.jp/bslife/)をご覧ください。