平安の人々がリアルに感じられる、写真で再現した「絵巻物」『あたらしい平安文化の教科書』刊行
- 2024/02/13
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【投稿】戦ヒス編集部
株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『あたらしい平安文化の教科書 平安王朝文学期の文化がビジュアルで楽しくわかる、リアルな暮らしと風俗』を2024年2月13日に発売します。本書は、平安時代の絵巻物に描かれた平安の人々の生活を、リアルに感じられる写真で再現した1冊です。平安文化の基礎知識についても詳しく解説しています。
・平安時代中期の貴族達は実際にはどんな日常を過ごしていたか?
・絵巻物の場面をリアルに再現
NHK大河ドラマ『光る君へ』の放送が開始され、平安時代の貴族の暮らしや風俗に注目が集まっています。千年以上前、平安時代に暮らした貴族達はどんな日常を暮らしていて、美しい装束はどんな着心地だったのでしょうか?当然ですが、彼らもトイレにも行き、食事もします。暑い日もあれば、寒い日もある中で、現代の私達と同じように、勉強をしたり、恋をしたりしていたのです。
本書は、『源氏物語』など王朝文学が数多く書かれた平安時代中期の文化について、豊富なビジュアルとともに紹介した1冊です。
謎の平安貴族「承香院」の暮らしを軸に織りなす「承香院絵巻」として、朝廷への出仕や蹴鞠、垣間見、働いたりくつろいだりする女房達などの様子をできるだけリアルに感じられるような写真で再現しています。
平安時代・周辺文化実践研究家として、平安時代の装束や文化を実践しながら独自に研究する著者が、平安文化の基礎知識をわかりやすく解説。特に、平安時代中期の装束については、実際に再現した豊富な写真を添えて解説します。装束を着用した全身写真は様々なアングルを掲載し、装束の皺や乱れまで観察できるので、イラストを描く方も参考にしていただけます。
また、日本を代表するアニメーション映画監督である片渕須直監督、日本古代史や古記録学の第一線で活躍する倉本一宏先生との対談も収録しています。
■書籍概要
『あたらしい平安文化の教科書 平安王朝文学期の文化がビジュアルで楽しくわかる、リアルな暮らしと風俗』
著者:承香院
発売日:2024年2月13日
定価:3,960円(本体3,600円+税10%)
判型:B5・256ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798177885
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/25978
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798177881
■目次
第一章 平安⽂化の基礎知識
第二章 承香院絵巻~ビジュアルで⾒る平安文化
第三章 平安文化の楽しみ
■著者紹介
承香院(じょうこういん)
平安時代・周辺文化実践研究家。平安時代の装束を中心とした平安文化を実践しながら独自に研究。平安時代中期を中心とした装束を縫って着る、様々なものを復元し自作する、楽器を奏で、絵巻を眺め、花を愛で、和歌を詠み、自分の体で体感することでリアルな平安時代中期の姿を日々探求している。
X(旧Twitter):@jyoukouin