江戸の「和算家」の知られざる素顔に迫る『隠された十字架 江戸の数学者たち』発売!

株式会社秀和システムは、副島隆彦・監修、六城雅敦・著『隠された十字架 江戸の数学者たち ― 関孝和はキリシタン宣教師に育てられた』を9月1日に発売します。

本書は、日本が天文学や数学を取り入れた経緯や和算家の系譜について、資料をもとに解き明かす歴史読み物であり、「算聖」と呼ばれた江戸の数学者たちが、キリシタン宣教師から西洋の高等数学を密かに伝授されていた事実から、江戸期の数学の発展の真相を解き明かしていきます。

権力者の統治に重要な暦づくり、武士の素養としても必要とされた数学。そして、井上政重、渋川春海、関孝和、建部賢弘、高原吉種ら、江戸の数学者たちの実態と、世界から科学的な知識を取り入れて近代化していった江戸期の日本。同時代の世界の科学史・数学史とも比較しながら、和算の到達点を推し量るとともに、「和算」を通して、日本がいかに世界と深く繋がっていたかにも迫ります。


◆本書の内容
第1章 本当は伴天連が教えた江戸の「和算」
第2章 和算を築いた男たち ―― ジュゼッペ・キアラと関孝和
第3章 和算家たちの系譜とグループ
第4章 日本近代化の原動力となった江戸の数学者たち
第5章 数学が神となる時代へ


◆書籍概要
書名:隠された十字架 江戸の数学者たち―関孝和はキリシタン宣教師に育てられた
著者:六城雅敦
監修:副島隆彦
版型:四六版
頁数:224
定価:1600円+税


▼外部リンク
副島隆彦[監修]・六城雅敦[著]『隠された十字架 江戸の数学者たち』発売
https://kyodonewsprwire.jp/release/201908169731

関孝和


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