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江戸時代の特殊な仕事20選!!
- 2022/10/11
皆さんは江戸時代の職業についてご存じでしょうか。エコな暮らしぶりをしていたために、一風変わった仕事があったというのは有名な話です。今回は江戸時代にあった特殊な仕事を20個紹介したいと思います。
特殊な仕事20選
1、小便仲間:尿を販売していたなんといっても江戸時代と言えばこれでしょう。さすがに趣味ではなくて、農作物の肥料として売り買いがなされていました。
2、けだもの屋:獣肉や皮を売っていた
現代で言う精肉店でしょうか。獣の肉はもとより皮まで取り扱うことは今ではありません。
3、縁切り寺:縁を切る儀式を行っていた
こちらはよく喜劇などでテーマとされる職業です。離婚などの際に縁を切ってくれるお寺さんです。
4、いもり売り:惚れ薬を売っていた
当時、イモリの黒焼きは惚れ薬になると言われていました。イモリというのはあのは虫類のイモリです。
5、鳥の糞買い:美容系の職業だった
当時、小鳥の糞は薬や美容によいものとされていたため、専門の職業がありました。今では恐ろしい話です。
6、親孝行:物乞いをしていた
これも一応仕事なのでしょうか。人形を胸に吊って、親を背負っている子どものように見せることで物乞いをしていました。
7、異風の托鉢:猫の面をつけた僧だった
最近では止まっているのに歩いている姿をしているストリート・アーティストが話題ですが、当時も似たような感じで猫の面をつけた僧の格好をした人がいました。それらでお金をもらって生活していたといいます。
8、孫太郎虫売り:幼虫から薬を作っていった
滋養強壮薬と呼ばれる身体に栄養を与える薬をヘビトンボの幼虫から作っていました。ヘビトンボとはヘビでもトンボでもなく、見た目は蝉のような虫です。
9、羅宇屋:煙管の竹の部分を作っていた
煙管とは昔の煙草のようなものです。明治時代の高官などがくわえているイメージがある金属の筒です。
10、一人相撲:一人で相撲を取っていた
意味が分からないかもしれませんが、当時は相撲が大人気のスポーツでした。通常の相撲は2人の力士で行いますが、それを1人でやるという斬新な芸です。
11、女相撲:女が相撲をしていた
今では女性の力士は珍しいですが、当時も珍しかったようです。そのため、女性同士の相撲が流行りましたが、着用するのは男性同様まわしだけだったようで現代では許されないものだといえます。
12、考え物:なぞなぞの押し売りをしていた 民家になぞなぞを押し売って、気に入られるとお金を貰えたそうです。
13、角兵衛獅子:子どもたちが獅子舞をしていた
子どもたちが獅子舞をしてお金をもらうという仕事です。獅子舞というのは、雄の獅子の頭をかたどった木製の作り物をかぶって舞を踊るというものです。
14、赤蛙売り:赤蛙や柳虫を薬として売っていた
江戸時代、赤蛙や柳虫は小児用の薬として活用されていました。皮を剥いで醤油焼きにしたり干したりして食べていたのです。
15、水屋:水を売っていた
水屋は主に大阪で活動していました。低湿地では農業で水が使えなかったり生活水がなかったりで、水屋の売る水を買っていました。
16、損料屋:いろいろなものをレンタルできた
当時もレンタルという概念が存在していました。損料屋が生活用品などを貸し出すシステムは、独身の町人や足軽などを中心に人気でした。
17、灰買い:灰を買い付けていた
エコな江戸時代では、灰も肥料として活用していました。そのため灰ですらお金で買って貰えたのです。
18、穴蔵屋:地下にある防火倉庫を提供していた
江戸時代は火事の多い時代でした。そのため、火事から価値の高いものや財産を守ることが必要であり、地下に倉庫を作って提供している業者がいました。
19、札差:米を換金していた
日本史の授業などで聞いたことがあるかもしれません。当時の武士は給与を米でもらっていましたが、城下町では金貨で買い物をしていたため、武士もお金が欲しかったのです。そうした中で、米を金銭に換金する仕事がありました。
20、見得屋:宝くじの予想をしていた
驚くことに江戸時代にも宝くじがありました。その名前は「富突き」で、大量に作った富札に番号を振り、当選するとお金が貰えたのです。
おわりに
いかがだったでしょうか。江戸時代にも非常に多くの職業があったことが分かります。また、現代では考えられないような業者もありました。時代の出来事を追う以外にも、その時代を生きた人々の暮らしを見るのも面白いかもしれません。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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2022/10/11 15:01